こんばんは。
OCEAN KING Vo.Ricaです。
わたしたちOCEAN KINGが初めて作ったオリジナル曲
「もう、このまま ずっと」ですが、
今日は
この曲ができるまでのエピソードをお話ししましょうかしらね。
この曲には、実は
(わたしの経験やあんなことこんなことももちろん含まれているのですけれど。)
と ある曲から、インスピレーションを得たのです。
それはね、
この間、メンバーにも初めて伝えたのですけれど。
伝えたら、びっくりしていたのですけれど。
わたしたちが大学時代に所属していたバンドサークル『MFSC』の大先輩
瀬戸口 様之介さんという とても背の高い ひょろっとした面白い人がいました。
本名は、だーれも知らない。せとぐちさまのすけさん。
様の介さん なので、「さまさん」と 呼んでいました。
ショートカットの女性に惹かれる、と
ことあるごとに言っていた方でした。
きっと、お目当ての女の子がいたのだろうと思います。
様さんは当時から、いろいろな人とバンドを組んでいて
ピーズのコピーやオリジナル曲を演奏していて
「ぐっちぃー(Vo.Ricaのこと)、今度LIVEに来ない?」と
しょっちゅう誘ってくれていました。
(チケットを裁くため、ですよ。わたしは当時、ほかに大好きな人がいたのでした。)
限られたお小遣いの中から、同級生と連れ立って
時々、国立や吉祥寺などのLIVE HOUSEに出かけたりなどして
時折、CDを買わされて(!)など、いたのでした。
様さんの曲は、歌詞がとても奥深くて
その世界がすきでした。言葉の扱いが巧みだなぁといつも思っていました。
前置きが長いですね。Ricaの回想シーンにおつきあいいただいてしまいました。
そのオリジナル曲の中で、当時20歳そこそこのわたしの胸を貫いたのが
この歌詞でした。
* * *
きみのおかげで きみのせいで
僕の予定を 白紙に戻す
僕の予定を 白紙に戻す
僕の予定を 白紙に戻す
白紙に戻す
・・・
記憶が曖昧なので、歌詞を端折ると(一番やっちゃいけないやつ!!!!!)
「僕」は、30前には、何らかの理由で
死んでしまう予定だった。
でも、きみ に 出会ってしまって
出会ってしまったから
僕の 30前には この世を去るという予定は
白紙に戻ってしまった
という内容だったのでした。
「30まえには〜」というフレーズと
「僕の予定を 白紙に戻す」というリフレインだけは
今もわたしの耳の奥にのこっているのです。
10年ほど前でしたでしょうか
OCEAN KING結成前のことです。
とあるきっかけで開催されたOBOG会があって
そのときに 様さんに、十数年ぶりにお会いする機会がありました。
「あの曲のCDが、欲しいんです!」と
思い切ってお伝えしてみたのですけれど
・・・もう、なん百曲って作ってきているから、覚えていないよ。
とのことでした。
いい曲だったのになぁ。。
僕の予定を、白紙に戻す。
キミに出会ってしまったから。
そんな情景が、まるで映画のように脳裏になんども再生されます。
追記:
バンドサークルの先輩から、曲名を教えていただきました。
「予定は未定」瀬戸口様之介。
・・・
わたし自身
離婚を経験し、別れや新しい出会いなどもろもろ様々を経て
「もう、このままずっと」の歌詞が
こうしてわたしのところへやってきたのでした。
* * *
「もう、このまま ずっと」
もう、このまま わたしはひとり 生きていくと 決めた
もう、このまま わたしはひとり 強く 生き抜く。
これまでだって わたしはずっと ひとりだったし
このままずっと これからもっと 強くなれる
大丈夫だって 心配ないって 笑って言える
もう 誰のことも 愛さないと 決めたから
そんな あたしの 固い決意を
あなたに 見事に 打ち砕かれた
あたしの強がりを あなたは 見抜いていたの。
* * *
物語は、まだまだ 続きます。
ちゃんと、ハッピーエンドです。笑。
そしてそして
様之介さん率いるトリオバンド
「Helsinki on the beach」のオリジナルCDも
かーなり、かっこいいです。
Gu.しゃん は、
OCEAN KING のワンマンLIVE後にこのCDを聴いてしまって
自分のLIVEの余韻に浸る間もなく
ハマりまくっているとのことでした。わたしもまた然り。
OCEAN KING
私たち4人が出会ったのは'94年のことでした。 当時はそれぞれが別々のバンドで活動してましたが、 約20年の時を経て'13年に再会しバンドを結成。 布袋寅泰さんの曲や様々な楽曲のコピーをこなし、 '16年に初めてのオリジナル曲を完成させました。 それが「もう、このままずっと」です。 おかげ様で「Mステへの階段」1次オーディションも通過しました!
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