あなたのお墓の前で

 

こんばんは。

OCEAN KING Vo.Ricaです。

 

お盆休みを少しずらして

父方の実家である種子島に行ってきました。

 

6月に亡くなった

祖母に、会いに。

 

前回の記事にも少し書いたのですけれど

わたしは、祖母の葬儀に

行けませんでした。

 

いぇ、正確に言うと

行かないということを

選択したのかも、しれません。

 

祖母の葬儀のころ、

職場でも、少し年上の同僚が

法事のために休みをとっていました。

わたしは、折しもその穴埋めをする係で

とてつもなく切なくて

自分ばかりでなく、周りを(心の中でこっそりと)責めたりするなどしていたのでした。

 

自分が、えらんだのに ね。

 

最終決定をくだしているのは

いつも、自分です。

どんなにたくさんのアドヴァイスをもらっても

どんなにお偉い様のお言葉を頂戴しても

どんなにあの人が寡黙だったとしても。

 

決めたのは、自分。

 

それなのに

わたしは、「哀しみそびれた」と言ってみたりして

まわりをきっとずいぶんと

心配させたことでしょう。

 

あぁ、やっぱり

どんなに無理をしてでも

お葬式には、出るんだった。

 

出なかったことを、墓前に詫びてきました。

 

 

あのとき、どうしても唄いたかったうた。

OCEAN KINGの「オレンジ」です。

 

お墓の前で

朗々と唄いあげるのもよかったのかもしれませんが

 

墓参りする道すがら

車の中で、唄いあげました。

 

そうして

墓掃除をしている間には

そのエネルギーのまま

鼻うたと、脳内LIVEで、きいてもらってきました。

 

おばぁちゃんに、聴いて欲しかったから。

種子島で、唄えて よかった。

 

 

あなたにも 届けたい

やさしさの オレンジを。

 

0コメント

  • 1000 / 1000

OCEAN KING

私たち4人が出会ったのは'94年のことでした。 当時はそれぞれが別々のバンドで活動してましたが、 約20年の時を経て'13年に再会しバンドを結成。 布袋寅泰さんの曲や様々な楽曲のコピーをこなし、 '16年に初めてのオリジナル曲を完成させました。 それが「もう、このままずっと」です。 おかげ様で「Mステへの階段」1次オーディションも通過しました!