新曲、でけた〜!

こんばんは。OCEAN KING Vo.Ricaです。

久しぶりのブログ更新となりました。ご無沙汰をしておりまする。

 

さてさてさて。

先日、新曲が誕生いたしました。わぁぃ!

「あなたは、誠実ですか。」というタイトル。

上から目線 のように感じてしまった方、本当にごめんなさい。

これは、わたしがかつて上司から問われた言葉です。

上司の言葉でしたので、どうぞ悪しからず。。

 

でね。

このときもらった言葉について、むかーしむかしその昔

とあるところでわたし自身が文章にしたものがあるので

そしてこれは何度も推敲して気に入っているものなので

こちらに転載しようと思います。

 

* * * * * * *

 

 

「あなたは誠実ですか。」 

就職したばかりのあの頃 初めての上司から教えていただいたことは 砂地に水が染み込むように滲透し 今もわたしに深く残っている。 

尊敬して止まないその上司は残念なことに数年前に他界された。 

仕事ぶりは勿論のことだが その人間性が魅力に溢れていて 正に、誠実さを絵に描いたような 実直で真面目で真摯な姿勢の上司だった。 

 

とてもあんな風には生きられないけれど それでも少しでも近づきたいと思い憧れ、心から尊敬していた。 そして直属の 同期の誰もが「自分が一番目をかけていただいたのだ」と思うほどに わたしたち新人 一人一人を丁寧に指導し鼓舞してくださった。 

黒縁の眼鏡の位置を指先で直しながらじっと目を合わすその独特の仕草は わたしのひた隠しにしている闇の部分までをも全て見透かされそうな そんな鋭くも愛深い眼差しだった。 

 

研修も終わりに近づいた頃に指導していただいた言葉が 今も時折、わたしの脳裏を掠めていく。 


 「あなたは、誠実ですか。」 


 アンケート形式の記述欄にわたしは 「誠実ではありません。」と答えた。 

 誠実で在りたい とは 思うけれど あの眼差しの前では わたしはとてもでは無いが 自身を誠実だとは言えない。 

 次の研修でアンケート形式の提出物が返却されて指導があった。 

 

これはあくまでも私の考えですが、と前置きがあった後 上司はわたしの目を真っ直ぐに見て言った。 

「自分で自身を 誠実だ という人を、 私はあまり信用はできませんね。」

 

誠実で在りたい。 

 ーそれは真摯に取り組もうとすればするほどとても難しいことなのだけれどー 

 「自分自身」に対して、いちばんに。 そして、そうすることで 周りに対して少しでも誠実で在れたら、と思う。 

 

 きっと空から、今日も眼鏡の奥を光らせている。 

 

 「あなたは、誠実ですか。」  


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OCEAN KING

私たち4人が出会ったのは'94年のことでした。 当時はそれぞれが別々のバンドで活動してましたが、 約20年の時を経て'13年に再会しバンドを結成。 布袋寅泰さんの曲や様々な楽曲のコピーをこなし、 '16年に初めてのオリジナル曲を完成させました。 それが「もう、このままずっと」です。 おかげ様で「Mステへの階段」1次オーディションも通過しました!